上越タイムスのコラムに雪室緑茶が登場しました。

8月3日付の地元新聞「上越タイムス」のコラムに、
氷温熟成雪室緑茶を取り上げていただきました。

より利雪文化を広めていけたら幸いです。

2015年8月3日付上越タイムス社「波動」

紺色の地に、くっきりと白い雪の結晶模様が散らされた包装の美しさにひかれて、「氷温熟成 雪室緑茶」を購入した。袋の裏には「氷温とは冷蔵でも冷凍でもない第三の温度帯で、ゼロ度以下なのに凍らない世界のこと」と説明が書かれている。その環境下で熟成すると、うまみ成分が増えるとのこと。

さらに、その氷温で冷たくなった茶葉を、結露させずに鮮度をそのまま保持できるのが「雪室」である。室温0℃、湿度100%という安定した低温高湿度の中でじっくりと貯蔵することで鮮度が保たれる。

雪室の中で心置きなく熟睡していた茶葉だと思うと、なんだか湯に入れるのがかわいそうな気がして、常よりも少なめの茶葉を、そっと急須に入れた。それでも十分に、濃さの点でも満足できる、爽やかな色合いのお茶ができた。

一口飲んでみたら、いつも同じ方法で入れる他のお茶よりも、まろやかさが際立っていることに気が付いた。優しいうま味もある。ほんのりとした甘さもある。家族全員、まるで指揮者の指揮棒に合わせたかごとく偶然に「おいしい」と言って笑顔になった。

雪室の素晴らしさ、雪が持っている可能性の大きさを、味覚を通じて知ることができた。